
頭痛やめまいでも薬に頼らない
毎日のように続く頭痛やめまいに悩まされていませんか?
頭痛が酷い日だと吐き気もする。
体調がすこぶる悪い。
そんな日も時々あるのではないでしょうか。
頭痛を常に感じなら過ごすのは辛いのです。
ついつい薬に頼ることが増えてくるのではないかと思います。頭痛薬の使用量が多くなると脳が痛みに対して敏感になります。そうなると、本来感じない小さな痛みでも頭痛を感じるようになります。
本来痛みを緩和してくれる薬が、頭痛やめまいを引き起こす薬に変わってしまうこともあるのです。
頭痛やめまいを薬に頼らず改善するためには、何をすべきか紹介したいと思います。
目次
頭痛・めまいは首の歪みから

頭痛やめまいがする
【頭痛は重大な病気になている可能性も】
頭痛は原因がはっきりと解明されていない部分もあります。
頭痛やめまいで吐き気を伴うときには、脳に重大な病気を起きている場合もあります。簡単に判断せずまずは病院で検査を受けましょう。そこで、脳に異常がないと言われれば別の原因があります。
病院で検査した結果、病気が見つかると言うのは少数です。何も異常がなかった方が大半ではないでしょうか。
【異常がなかった頭痛は首が原因】
頭痛やめまいがあるのに、異常がないと言われたらすっきりしないですよね。
では、何が原因になっているか。「首の歪み」であることが多いです。
【自律神経の乱れが頭痛に】
頭痛は、血管が過剰な収縮と拡張をすることによって発生するといわれています。血管の収縮と拡張をコントロールしているは自律神経です。
内臓や血管をコントロールする自律神経は、頭や首、背骨と密接に関係しています。そのため首に歪みがあったり、
首の筋肉がガチガチに固まっていると、自律津神経のバランスが乱れてしまいます。
それによって、頭痛やめまい、吐き気などを感じるようになるのです。
薬の常用が頭痛を深刻に

頭痛薬の常用でさらに頭痛がひどい
具体的な頭痛の改善方法に入る前に頭痛薬についてです。
どうしても頭痛やめまいが酷いときに、頭痛薬を飲めば痛みが緩和されて楽になると思います。手軽で即効性があり有効だと思います。しかし、楽にならからと言って常用すると、逆に頭痛が深刻になる可能性があります。
薬はどのように頭痛に作用しているのでしょうか?
頭痛が発生するプロセスと頭痛薬の作用
【頭痛を感じるプロセス】
炎症などで痛みを起こす物質がつくられる。
↓
痛みの物質が神経を伝って脳に送られる。
↓
脳が痛みを感じる。
このような流れで頭痛を感じます。
【頭痛薬の作用】
・炎症を止めて痛みの物質を出さないようにする。
・痛み情報が脳に届くまえにブロックする。
という作用が一般的な頭痛薬です。
この頭痛薬の働きを例えるなら、水がホースから出るのを止めるのにホースを途中で摘んで止めている感じです。根本の蛇口を捻って止めているわけではないのです。
頭痛薬が頭痛を引き起こす
頭痛薬を服用し続けることで、次第に頭痛に敏感な体質になります。通常は、我慢ができる程度の痛みでも頭痛薬を飲まなくてはいけない程の辛い頭痛に感じるようになるのです。
これは、薬物乱用痛と呼ばれており近年問題になっています。頭痛薬を週に3回以上服用する状態が続いているようなら気を付けたほうがいいです。
【頭痛薬の副作用】
また、頭痛薬には副作用として胃炎になる可能性があります。空腹時に飲んではいけないとか、胃薬を一緒に処方される、というのはそのためです。頭痛のせいで他の症状が増えたり、薬が増えるのです。これでは頭痛を改善することはできませんよね。
ですので、薬以外の対処法で頭痛が起こりにくい体質を目指すことが大切です。
頭痛・めまいの改善方法

頭痛がすっきり
頭痛やめまいがおきたらどう対処したいいのか、どうやったら起りにくくなるのかを紹介します。
【頭痛が起きてしまった】
1.ズキズキ痛みを感じる部分を冷やす

痛みを感じるところを冷やす
頭痛は炎症により痛みを感じると言われています。シャワーや湯船につかるなどで温めて血管を拡張すると、余計に悪化することもあります。
炎症がある部分を冷やす方が効果があります。
こめかみなど頭痛を感じる部分を、氷水などで冷やします。冷やすことで血管の拡張を抑え、頭痛が和らぐ可能性があります。
2.コーヒーを飲む

コーヒーを飲んで頭痛を抑える
コーヒーや紅茶などに含まれているカフェインは、脳の血管を収縮させる作用があります。
コーヒーや紅茶を飲んで一休みすると、頭痛が緩和される可能性があります。
ただし、飲みすぎは逆に頭痛を起こす恐れがあるので、くれぐれも過剰摂取はやめましょう。
【頭痛を改善する】
1.栄養バランスの良い食生活

バランスの良い食事
できればバランスの良い献立の食生活をしましょう。
1食しか食べない、間食で甘いものばかり食べていては頭痛体質から抜け出せません。
特に、甘い食べ物は血糖値を上昇させます。頻繁に食べていると、血糖値の上下動が激しくなり頭痛を感じやすくなります。
血糖値も頭痛に関係してくるので、野菜や大豆類などから食べるようにして急激な血糖値の上昇を防ぎましょう。
2.良質な睡眠をとる

良質の睡眠
睡眠不足は頭痛になります。また、寝すぎも頭痛につながります。
だいたい6~8時間の睡眠が理想とされています。
時間も大切なのですが睡眠の質の方が大切です。8時間寝たつもりでも睡眠が浅いと、寝れていないのと同じです。
良質な睡眠をとるようにしましょう。
3.気持ちい良い運動をする

気持ち良く運動をする
いつも同じ姿勢で仕事をしていたりすると、筋肉が固まり血液の循環が悪くなります。血液循環が悪くなることで、
頭痛が引き起こされることもあります。
運動をすることで筋肉がほぐれて、血流が良くなるので効果的です。
アスリートのような激しい運動をする必要はありません。習慣にできるくらいの気持ち良い程度で運動しましょう。
4.体の歪みを改善する

体の歪みを整える
はじめにもいいましたが首の歪みは、炎症を促し痛み物質を発生させる可能性があります。さらに、自律神経を乱すきっかけにもなります。
首だけが歪むということは少なく、骨盤や背骨全体で歪みが起きていることが多いです。骨格のバランスを整えて、
頭痛になりにくい身体に変えましょう。
まとめ
今まで薬に頼って頭痛を抑えてきた。でも、いっこうに良くならない。どちらかというと、いっそう症状が悪化してきた。
そう感じる人は、薬に頼らない頭痛の改善方法を実践してみましょう。
一気に頭痛薬を辞めるのはなかなか難しいかと思います。でも、今回紹介した改善方法を実践してもらえると、少しずつ症状は良い方向へ向かうと思います。