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腰痛には様々な原因があります。

その中でも確実に特定できる原因は、全体の20%程と言われています。

なぜ、残りの原因は特定できないのか。

それは、レントゲンやMRIではわからないからです。

病院での画像診断で特定できないくても、
腰痛になる原因は多く存在しています。

ここでは、腰痛になる原因を紹介していきます。

病院で特定できる5つの腰痛の原因

1.腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、
腰痛だけでなく臀部の痛みや、
腰から脚にかけて痺れを感じます。

腰を反らしたり、
重い物を持つときなどに激しく腰が痛みます。

椎間板は、椎骨(背骨)と椎骨の間にあり、
クッションの役割をしています。

椎間板は、
中心にジェル状の髄核があり、
弾力のある繊維で包まれているのですが、
強い負荷が加わると中のジェルが飛び出します。

飛び出したジェルが、
神経を圧迫して腰の痛みや、痺れを引き起こします。

2.腰椎脊柱管狭窄症

腰椎の脊柱管狭窄症は、
安静時に腰痛をあまり感じないのが特徴です。

脊柱管の中で脊髄が圧迫されているので、
背筋を伸ばすようにしたり、
体を反らすことで腰の痛みが強くなります。

加齢や背骨に負担のかかる作業の積み重ね
などによって、
骨が変形したり、背骨を守る靭帯が厚くなったり、
椎間板が変形したりと様々な理由で、
脊柱管が狭くなることで起こります。

3.背骨の骨折

スポーツや事故等による骨折であれば、
すぐに骨折で腰が痛いんだということはわかります。

しかし、骨折でも気づきにくく、
辛い腰痛と間違える場合もあります。

4.脊椎分離症

小学生から高校生までの成長期によく見られる症状です。

スポーツなどで、
背骨の一部に過度な負担がかかることで、
疲労骨折を起こしてしまいます。

この時にただの腰痛だと思い、
完全に治すことなく生活していると、
脊椎分離症という状態になります。

脊椎分離症になっても、
腰痛を感じない方もいるのですが、
スポーツを続けたり、
体を使った仕事をする方だと、
腰痛が辛くなることがあります。

5.圧迫骨折

背骨は常に強い負荷がかかっているのですが、
1つ1つの骨が丈夫にできているので、
通常は変形せずに耐えることができます。

しかし、加齢やホルモンバランスの乱れで、
骨粗鬆症になり骨がもろくなると、
骨が負荷に耐えれなくなり、
少しの衝撃で潰れてしまいます。

これが圧迫骨折です。

体を動かした時に激しい腰痛を感じます。

病院で特定されない3つの腰痛の原因

1.骨盤や背骨の歪み

病院でレントゲン検査をしても判定できないが、
腰痛の原因となるものに背骨と骨盤の歪みがあります。

背骨は通常、正面から見た時は真っ直ぐで、
横から見た時は緩くS字にカーブしています。

レントゲンで背骨の状態に、
異常があると言われるのは、
側弯症のように左右に大きく背骨が捻れている時だけです。

レントゲンでは、
ある程度姿勢を正されて撮影されるので、
普段の姿勢より良い姿勢で写ってしまいます。

普通に立っている写真を撮影すると、
猫背になっていたり、
左右で肩の高さが違っていたり、
ウエストのクビレが左右で違っていても、
レントゲンでは正常に写ってしまいます。

腰痛を改善する為には、
普段の姿勢から判断していく必要があります。

普段の姿勢で、
背骨のカーブが少なくなったり、
逆に強くなり過ぎていると腰痛を感じます。

また、左右にで肩の高さが違う、
ウエストのクビレが左右で違うというのも腰痛を感じます。

これらの原因が骨盤や背骨の歪みなのです。

2.筋肉の張り

筋肉が凝り固まると、
血流が悪くなり、
神経を刺激する物質が放出され、
腰痛を感じます。

腰痛を感じる部位を触診や、
動きを確認することで原因を探ることができます。

腰の筋肉だけが問題で、
腰痛を感じる場合もありますが、
他の筋肉が凝り固まって腰痛を感じる場合もあります。

その為、どこの筋肉に最も問題があるのか
見極めて適切な対処をしなければ腰痛は改善しません。

3.仙腸関節の不具合

骨盤 ぎっくり腰 仙腸関節

仙腸関節というのは骨盤にある関節です。

骨盤は、中心にある逆三角形の仙骨と、
その両サイドにある寛骨でできています。

仙腸関節は、仙骨と寛骨の間にある関節です。

骨盤は、体の大部分を支えています。
その為、仙腸関節は大きく動き、
柔軟な関節ではありません。

動きとしては極わずかです。

しかし、この僅かな動きが、
腰にかかる負担の軽減になっているのです。

例えば体を前屈する時に、
仙腸関節の動きがあれば、
腰の曲げる角度を少なくすることができるので、
腰にかかる負担を減らすことができます。

わずかな動きであっても体の機能として、
正しい働きをしていなければ、
体の連動性がとれなくなり、
負担が一部に集中してしまい、
腰痛がおきてしまうのです。

慢性的な腰痛は骨盤や背骨の歪みが原因

原因不明と言われる多くは、
骨盤や背骨の歪みによって、
筋肉が緊張して凝り固まることで起きます。

原因は分からないが腰痛が辛いから、
痛み止めで痛みを和らげて過ごす、
というのは腰痛を慢性化させる原因です。

骨盤や背骨が歪み姿勢が悪い状態は、
筋肉や関節にかかる負担が大きくなる部位が出てきます。

一部に負担が集中してしまうと、
関節や筋肉にダメージが蓄積され痛みがでてしまいます。

2足歩行の人の体は腰に負担がかかりやすい部位ですが、
背骨の構造や筋肉のバランスでうまく負荷を分散して保っています。

その為、体のバランスが崩れると腰痛が起きてしまうのです。

 

 

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