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肩こりには様々な原因が考えられます。大きく肩こりの原因を分けると3つに分類されます。

1つ目は整形外科的な疾患による肩こり。2つ目は内蔵疾患による肩こり。3つ目は姿勢の歪みによる肩こり。

ここでは、この3大原因がどのようなものなのか説明していきます。

【肩こりの原因①】整形外科疾患による肩こり

整形外科疾患が原因で肩こりを感じている場合があります。

首の骨が変形してしまい、神経を圧迫したり、首の椎間板(軟骨)が潰れて、神経を圧迫してしまうことで、重度の肩こりを感じることがあります。具体的には、変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアと言われる疾患です。

変形性頚椎症

変形性頚椎症とは、頚椎が変形することで、肩こりや腕の痺れなどが現れる症状です。

【骨や軟骨の変形の原因】

頚椎の変形は、骨と骨の間のクッションの役目をしている椎間板や、骨自体が変形して起こります。多くは加齢が原因と言われていますが、頚椎症と判断されるのは中高年の方だけはありません

デスクワークが多かったり、日頃の姿勢が悪かったりで、頚椎にかかる負担が多いと、どなたでも頚椎症になる可能性があります

【変形性頚椎症の症状】

頚椎症になると、首の脊髄や神経が圧迫を受け、肩こりだけではなく、腕、手指などに痛みや痺れが出て、治療が困難になります。肩こりを放置していると、このように症状が悪化してしまうので早めに対処することをおすすめします。

頚椎椎間板ヘルニア

【ヘルニアになる原因】

頚椎(首)は7つの骨で構成されています。1つ1つの間には、クッションの役割を果たす椎間板が挟まれています。この椎間板が、加齢による変形や、姿勢の悪さ、コンタクトスポーツによる衝撃、などによって椎間板の中身が飛び出すことを頚椎椎間板ヘルニアといいます。

【頚椎椎間板ヘルニアの症状】

飛び出した椎間板は、神経根を圧迫してしまうため、肩こりだけではなく、手や腕の痺れ、痛みが出て、手先の作業が困難になります。また、脊髄が圧迫された場合には、足がもつれる、頻尿、残尿などの、脊髄障害がでることもあります。

スポーツや事故などによる、不意に衝撃が加わることを防ぐのは困難なことが多いですが、姿勢が原因によるヘルニアは防げます。ヘルニアになると、回復までに時間がかかりますし、手術を勧められる場合もあります。できるだけ、肩こりがここまで悪化しないうちに対処することをおすすめします。

 

【肩こりの原因②】内蔵疾患による肩こり

【整形外科で異常がない場合は内臓の可能性も】

肩や首の疾患だけではなく、内臓の疾患でも肩こりを感じる場合があります。整形外科で検査を受けても異常がなく、血行を良くする努力をしても、変化がない場合は内蔵疾患の可能性があります。

【内蔵に問題がある肩こり】

心臓病、肝臓障害、胃腸障害、肺の病気などの時に肩こりを感じることがあります。肩こりがなかなか治らない、肩こりの他に内蔵の調子が悪い、という方であれば内科を受診してみましょう。

【肩こりの原因③】姿勢の歪みによる肩こり

【骨に異常がなくても姿勢の歪みはある】

整形外科を受診したが、骨には異常がないと言われた方は、姿勢の歪みが原因の肩こりになっていることが多いです。整形外科などで、骨に異常がないというのは、骨が変形したり、椎間板が潰れている、という状態ではないということです。しかし、骨に異常はなくても、姿勢が歪んでいることはあるのです。

【原因不明の肩こりの80%は姿勢の歪み】

姿勢が悪く骨格が歪んでいると肩こりは発生します。姿勢の歪みによる体の不調は多く、めまいや頭痛、首の痛み、などと伴に肩こりを感じます。肩こりの症状が酷い人だと、凝り固まった筋肉のせいで、腕や手に痺れを感じることもあります。

肩こりの典型的な症状として、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)、胸郭出口症候群などは姿勢の歪みからきていることが多いです。このような体の歪みからくる肩こりは、カイロプラクティックの得意分野です。

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