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肩こりは今や、日本の国民的な症状です。

今では10代の男女から高齢の方まで、
多くの方が肩こりを経験し、
肩こりに悩まされています。

ここでは、
このように多くの方が、
経験する肩こりは、
どのようなメカニズムで
発生するのか説明していきます。

肩こりとは?

肩こりとは、
首や肩の周りにある筋肉が緊張して、
重さや痛みを感じる状態のことです。

肩こりの感じ方や辛さは人それぞれで違います。

肩こりの症状としては、
痛い、重い、張っているなど以外にも、
動きが悪い、苦しい、熱つく感じる、
ピリピリする、冷たいなどがあります。

また、症状だけでなく、
肩こりの原因も人それぞれで違います。

肩こりになる代表的な例を上げると、
長時間のデスクワークをしている、
スマホを長時間触っている、
運動を全くしない、
などが該当します。

肩こりといっても、
症状や原因がこれだけ違うので、
対応方法もそれぞれに合わせなければいけません。

肩こりのメカニズム

出典元:http://halix.lion.co.jp/hogrela/about/

肩や首に付いている筋肉は、
通常時でも負担が大きい部位です。

首・肩の筋肉は、
全体重の10~20%程にあたる
頭と腕というパーツを支えています。

その為、とにかく負担がかかってしまい、
肩こりが起こりやすい部位なのです。

長時間のデスクワークや、
スマホの操作、読書など、
は首肩の筋肉の緊張を高めます。

筋肉が緊張した状態で長時間過ごすと、
肩・首の筋肉は疲れ疲労物質が溜まります

疲労物質が溜まることで、
筋肉が凝り固まり血管を圧迫し、
血流を悪くします。

このような状態になると肩こりが始まります。

血流が悪くなると、
今度は痛み物質が放出され、
神経を刺激します。

その情報が脳に伝えられ、
痛みや、重さ、だるさという肩こりの症状を感じます。

このような肩こりの発生サイクルを、
改善せずに放置していると肩こりが慢性化してしまうのです。

また、肩や首の筋肉は、
全身の筋肉や関節と連動して働きます。

そのため、
肩・首の筋肉にアプローチするだけでは改善せず、
すぐに戻ってしまうのです。

肩こりと筋肉の働きの関係

筋肉の動き

肩こりのメカニズムでは、
筋肉の緊張が続き、
疲労物質が出ることで、
筋肉が凝り固まり、
肩こりを感じると説明しました。

ここでは、更に詳しく、
筋肉がなぜ凝り固まるとダメなのか、
筋肉はどういう仕組みになっているのか、
というとを説明したいと思います。

筋肉が伸縮するメカニズム

まず、筋肉は、
どういう仕組みで伸び縮みしているかです。

筋肉は、太い筋繊維(ミオシンフィラメント)に
細い筋繊維(アクチンフィラメン)が、
交互に配列することで構成されています。

この2つの筋繊維が長さを、
変えることなく伸び縮みする事で、
腕を上げたり、膝を曲げたり
といった動きを行ないます。

長さを変えずに、
伸び縮みするということが
わかりにくいと思うので、
筋繊維の動きを、
剣と鞘に例えて説明します。

細い繊維を剣太い繊維を鞘です。
細い繊維がスライドして太い繊維の鞘に収まった状態を筋収縮
太い繊維の鞘から細い繊維が滑り出した状態を筋弛緩

実際に筋肉が収縮した状態というのは、
肘を曲げた時に上腕に力こぶができる状態のことです。

また、筋肉が弛緩した状態というのは、
肘を伸ばしたときに力こぶがない状態のことです。

肩こりは力こぶを出しっぱなしの状態

筋肉の伸び縮みの話しの中で、
筋繊維を剣と鞘で例えましたが、
それを使って説明します。

筋肉のスムーズな動きというのは、
剣が鞘から出入りする動きが、
スムーズだということです。

この状態の筋肉であれば、
血流も良く、
疲労の回復も早く、
肩こりを感じることはありません。

しかし、何らかの理由で、
鞘から剣がスムーズに出れなくなると、
筋肉が凝り固まった状態で、
肩こりを感じてしまいます

この様に縮みっぱなしで、
伸びなくなった状態というのは、
ずーと力こぶを作っているのと同じようなことです。

実際にやってみたらすぐに分かる
と思いますが、
疲労が溜まりますし、
辛いですよね。

肩こりは、
筋肉がこのように緊張している
状態が続く事で起きるのです。

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