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肩こりで悩んでいる人の多くは姿勢が悪いです。姿勢が悪い人は、背骨や骨盤が歪み、筋肉の緊張が強くなる部分がでてくることで肩こりになっています。

ちょっとした姿勢の崩れでも肩こりの原因となってしまうこともある。そんな姿勢は肩こりと深い関係性があるのです。肩こりになりやすい姿勢は、ポイントを知っているとぱっと見ただけで分かる場合もあります。

これから紹介する姿勢になっている人は、これを改善すれば肩こりから解消される可能性があります。また、肩こりが解消されたあともこの姿勢にならないように気をつけることができます。

【肩こり姿勢①】ストレートネック

最近多い肩こりになりやすい姿勢はストレートネックです。

【ストレートネックとは?】

理想の背骨の状態としては、首から腰にかけてゆるいS字のカーブを描いていることです。頚椎(首)の場合は本来、前方に緩くカーブを描いていなければいけません。この背骨のカーブがあることで、バネと同じような効果をもたらし首にかかる負担を分散しています。

しかし、デスクワークやスマホの操作などの下を向いた姿勢が続くと、頚椎(首)のカーブが失われてしまいます。このような姿勢が繰り返されることで、前かがみで作業していない状態でも、首のカーブがなくなり、顔が前にでた状態になります。これをストレートネックと言います。

首のカーブは通常、30~40度あるのですが、これ以下になるとストレートネックと判断されます。

(科学誌:Surgical Technology International、執筆:Kenneth Hansraj外科医)

(科学誌:Surgical Technology International、執筆:Kenneth Hansraj外科医)

【頭部の前傾角度が増えると肩こりが辛くなる】

写真は頭の前傾の角度が、頚椎にどれだけ負担をかけるのか調査した結果です。

頭が前傾すればするほど、首に負担が増えているのが分かります。ストレートネックになり、顔が前に出ている状態では、通常の2~3倍の負担が、肩や首にかかっていることになります。

この負担が首・肩の、関節や筋肉にダメージを与え、肩こりが辛くなってしまうのです。

【肩こり姿勢②】猫背

【猫背は首肩の筋肉を緊張させる】

肩こりになる定番の姿勢は猫背です。猫背の人を横から見ると顔と肩が前に出ていると思います。猫背の人は体が前に倒れそうになるのを背中の筋肉で支え続ける必要があるのです。

背骨のS字カーブが理想的な状態なら腹筋と背筋がバランス良く使われますが、猫背の場合はバランスが崩れます。猫背になると、腹筋の働きが弱くなり、背中や肩の筋肉の緊張が強くなってしまうのです。

特に、首・肩・背中に繋がっている僧帽筋という筋肉の緊張が強くなります。この筋肉の緊張が続くと、疲労物質が溜まり、凝りが発生して、肩こりを感じるようになります。

【猫背は疲労を溜めこむ】

また、猫背になると肋骨の動きが制限されて、呼吸が自然と浅くなってしまいます。すると、筋肉に十分な酸素が届かなくなり、疲労物質が解消されず、肩こりになるということもあります。

猫背だけど呼吸が苦しいと思ったことがないという方は、体を丸めて呼吸をすると、深く息を吸えないことを体験できます。

【肩こり姿勢③】左右どちらかの肩が下がっている

【骨盤の歪みが肩の高さを変える】

鏡で立ち姿を見ると、左右で肩の高さが違っていませんか?左右の肩の高さの違う姿勢は、肩こりになりやすい姿勢です。肩の高さが左右で差が出る原因は骨盤にあります。骨盤が傾くことで背骨も傾きます。その結果、背骨からつながっている肩や頭も傾くことになるのです。

【肩の高さの違うと肩こりになる理由】

背骨が曲がり肩の高さに差が出るとバランスを保とうと、左右どちらかの筋肉は緊張して、どちらかはリラックスした状態になります。緊張している筋肉はやがて疲労が溜まり、肩こりが発生します。

肩こりが左右のどちらかだけに感じる方はこのタイプの可能性が高いです。根本的な原因は、骨盤や背骨にあるため、肩だけの治療ではなかなか変化がありません。

【肩こり姿勢④】肩が内巻きになっている

女性に多い肩の内巻きは肩こりになる姿勢です。肩甲骨が前に出てきている状態で、肩甲骨の周りと、胸の筋肉が硬くなり、肩こりを感じます。猫背とセットでなることが多いです。

肩甲骨の動きが制限されるので、腕を上げると痛みが出たり、腕を上げにくくなります。

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