Pocket

猫背になると体のバランスが崩れ、筋肉や関節、神経に不具合が生じて様々な体の不調が現れることがあります。

顔が前に出て背中が丸まっている猫背は、見た目の悪さだけが気にされますが、思わぬ体の不調に繋がっていることも多いです。

ここでは猫背によって起きる可能性のある症状を紹介します。

猫背による症状① 頭痛

普段から頭痛を感じることが多く、精密検査を受けても原因がはっきりしない、そのような方の多くは「筋緊張性頭痛」です。

緊張性頭痛は、首や筋肉の凝りによって、神経が刺激されて起こります。猫背の姿勢は顔が前にでるので首の筋肉が凝りやすくなっています。

特に、首の前カーブがなくなっている、首猫背になっている人が頭痛に悩まされることが多いです。

猫背による症状② 腰痛

背中が丸まった猫背になっている人は、重心が体の前方へ移動します。

このままでは前に倒れやすくなってしまいます。その為、骨盤を後傾(後ろに傾けて)して、バランスを整えようとします。

骨盤が後傾することで、腰椎(腰)の前カーブがなくなり、腰にかかる負担が増えてしまい腰痛になります。筋肉の張りが解消されず慢性的な腰痛になることも多いです。

また、猫背によって腰椎のカーブが失われると、椎間板にかかる負担も増えてしまいます。椎間板が圧迫され続けると、椎間板の変形して腰椎椎間板ヘルニアになるリスクも高めてしまいます。

猫背による症状③ 肩こり

猫背の姿勢の人が最も感じ症状は肩こりです。

猫背の姿勢によって顔や肩が前に出てしまいます。首や肩についている筋肉は頭や腕を支えるために、通常の姿勢の時よりも力をだして支えます。

そのせいで、筋肉に疲労が蓄積していき、筋肉が固まり血流が悪くなって肩こりとして症状が現れます。

猫背による症状④ 背中の痛み

人の体は理想的な生理的湾曲のある背骨を基準として、認識しています。

猫背になってしまうと、生理的湾曲が崩れて背中の後ろカーブが大きくなってしまいます。体は理想な姿勢に戻ろうとするので、姿勢を支えている筋肉が一生懸命働くようになります。

そうすると筋肉に疲労が溜まってしまい、背中の痛みに繋がってしまいます。

猫背による症状⑤ 内臓の不調

正常な姿勢の時には内蔵が圧迫されることはないのですが、猫背になると胸郭を狭めてしまい内蔵を圧迫するということもあります。

初期の症状ですと、胸郭が狭まる事で肺が膨らまず、呼吸が浅くなってしまうことがあります。すぐに息切れや疲れやすいなどを感じると思います。また、胃や食道の機能が低下することもあります。

胃もたれを良く感じたり、逆流性食道炎になったするのは猫背のせいかもしれません。

猫背による症状⑥ 自律神経の乱れ

猫背は首や肩の筋肉の凝りを引き起こし、血行不良を招きます。

これによって、自律神経のバランスを制御している、脳の下垂体への血流量が減少してしまうことがあります。

脳の下垂体は血流の悪化によって正常な働きができなくなります。そうすると、ホルモン分泌の調整がうまくできず、自律神経のバランスが乱れるようになります。

自律神経の乱れは、体の怠さや、不眠症、めまい、便秘など、様々な体の不調に繋がります。

病院での検査で原因が特定できないのに、体の不調がある場合は猫背による自律神経の乱れが原因かもしれません。

 

猫背の改善方法をもっと詳しく知りたい方は「猫背のお悩みを改善する為に必要な知識と解消方法の全て」をご覧下さい。

Pocket