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腰痛にも様々なタイプがあります。腰の痛み方や、痛みを強く感じる状況は、腰痛の原因や腰痛の元となっている部位で違いがあります。

ここでは、腰痛の症状からどのような原因が考えられるのか紹介していきます。

【腰痛の症状1】朝起きた時に腰が痛い

朝起きた時に腰痛が辛いという人は、3つの原因が考えられます。

【寝起きの腰痛の原因①】うつ伏せで寝ている

理想的な寝る姿勢は、仰向けで寝て定期的に寝返りをしていることです。朝起きた時に腰痛が辛いという方は、このように寝れていないからです。特に、腰痛を感じるのはうつ伏せで寝ている人です。

うつ伏せで寝るとお腹が沈んでしまうので、腰の反りが強くなり神経を圧迫してしまいます。神経を圧迫した状態が続くので、朝起きた時に腰痛が辛く、起きてからは神経の圧迫が開放されるので、徐々に腰痛が緩和していくという状態になります。また、うつ伏せで寝ていると、寝返りが打ちづらいので、同じ姿勢で朝まで過ごすことになります。

寝ている場合でも、同じ姿勢が続くと筋肉が固まってしまい、朝の腰痛の原因となってしまいます。寝返りは、筋肉が固まるのを防ぎ、血液の循環を促すのに重要なのです。

【寝起きの腰痛の原因②】姿勢が悪い

仰向けで寝るのは最も腰に負担が少ないです。しかし、仰向けで寝ていても、腰が痛くなる人がいらっしゃいます。この原因は、姿勢が悪く、腰のカーブが理想的ではない人です。

腰のカーブが強く反り腰になっている人だと、仰向けで寝ると腰と寝具のスペースが大きく空いてしまいます。この状態では、ブリッジをしているのと同じで、腰への負担が増えてしまいます。逆に腰のカーブが少ない人だと、体の重みで腰が圧迫されてしまい、血流が悪くなり腰痛を引き起こします。

【寝起きの腰痛の原因③】寝具が悪い

寝具は、仰向けに寝た状態で、沈み込みが少なくある程度の弾力があることが望ましいです。マットレスや敷布団に寝た状態と、立っている時の姿勢が同じになることが理想です。

低反発や柔らかすぎるものでは、体重を支えることができず沈み込んでしまいます。特にお尻や腰の部分が重くなるので、体がくの字に曲がった姿勢になります。こうなると寝返りも打ちにくいですし、腰のカーブが失われてしまうので、腰痛を感じやすくなってしまいます。逆に、床の様に硬すぎるところでは、体にかかる圧を分散することができず、血流が悪くなり腰痛を感じます。

【腰痛の症状2】体を後ろに反らすと腰が痛い

体を後ろに反らす腰が痛いという方は、骨盤が前傾して腰のカーブが強くなっている反り腰が原因になっている可能性があります。反り後になっていると、体の前側の筋肉が緊張しています。

太ももの大腿四頭筋、大腰筋などの筋肉が固まり、後ろに反らすのが辛くなります。また、反り腰は、正常な腰のカーブの人が腰を反った状態に近いので、少し腰を反らしただけで、椎間板や神経を圧迫してしまうので痛みを感じます。骨盤の前傾を改善し、腰のカーブを緩やかにすることで腰痛は改善されます。

【腰痛の症状3】体を前に倒す、前かがみで腰が痛い

前屈をしたり、前かがみになると腰が痛くなるという人は、骨盤が後傾(お尻が下がる)し、腰椎(腰)のカーブが減少している人です。長時間のデスクワークや、長時間の車の運転など、前かがみになる姿勢が続くと、このような腰痛になりやすいです。

骨盤が後傾すると、背中側の筋肉が硬くなります。特に、太ももの裏側や、お尻、腰の筋肉が短縮し硬くなります。前屈や前かがみになる時は、背中側の筋肉が柔軟に伸びなければいけないのですが、スムーズに筋肉が伸びない為、腰痛を感じます。また、腰のカーブが少ない状態では、腰の椎間板に負担大きかかっているため、関節に炎症が起きて痛みを感じる場合もあります。

この腰痛を改善するには、骨盤の前傾を調整し、腰のカーブ強くする必要があります。

【腰痛の症状4】立ち上がる時に腰が痛い

椅子に座っていて立ち上がる時に腰が痛くなるのは、大腰筋という筋肉が硬くなっているからです。元々大腰筋が硬くなっている人であれば、短時間座っていただけでも腰痛を感じますし、立ち上がるという動作で毎回腰の辛さを感じる可能性があります。

大腰筋という筋肉は、腰椎(腰)から骨盤を通り、大腿骨(脚)の付け根に繋がります。主に股関節の屈曲(脚を上げる)させる働きに関連しています。長時間椅子に座っていると、股関節が屈曲した状態になるので大腰筋は収縮し固まってしまいます。大腰筋は腰を前方に引っ張る働きもあるので、硬くなった筋肉に強く引っ張られ、腰を伸ばすことができず痛みを感じるのです。

元々大腰筋が硬くなっている人であれば、大腰筋の伸縮をスムーズにするように改善が必要です。

【腰痛の症状5】立っていると腰が痛い

立っていると腰が痛くなるとい方は、姿勢の悪さが腰痛の原因です。腰の左右どちらかだけが痛くなるという人は、片足に体重をかけて立っていることが多かったり、体が左右どちらかに倒れているということが考えられます。腰の全体に痛みを感じるという方は、腰のカーブが少ない、腰のカーブが強すぎる、猫背になっている、といった体の前後の歪みが問題となっています。

腰は体を支える要なので、大きな負担がかかっています。背骨や骨盤が理想的な状態で姿勢が良ければ、様々な骨や筋肉に負担を分散することができます。しかし、姿勢が悪くなってしまうと、負荷を分散することができず、腰に負担が集中してしまいます。そのため腰にだけ早くダメージが蓄積し、腰痛を引きおこしてしまいます。

立っている姿勢に気を付けるだけでも、腰痛は緩和されますが、背骨や骨盤に歪みがある方は、改善しなければ正しい姿勢を作ることも辛いと思います。

【腰痛の症状6】お尻が痛くて、痺れる感じもある

腰痛も感じるが、お尻の痛みや痺れも辛いという方は、坐骨神経が刺激されている可能性があります。坐骨神経が刺激される原因は3つあります。

【坐骨神経痛の原因①】腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアになることで、潰れた椎間板が坐骨神経を圧迫し腰痛に加え、お尻、脚の痺れを引き起こします。病院での検査や治療が必要になることが多いです。

【坐骨神経痛の原因②】脊柱管狭窄症

腰部の脊柱管狭窄症によって、馬尾神経が圧迫されると、お尻や脚の痺れを引き起こします。ヘルニアとは違い、両側に痛みや痺れを感じます。病院での検査や治療が必要になることが多いです。

【坐骨神経痛の原因③】梨状筋症候群

坐骨神経は腰から出てきてお尻を通り、脚へ伸びている神経です。この坐骨神経が、お尻の筋肉の一つである、梨状筋に圧迫されることで痛みや痺れを感じるのが梨状筋症候群です。

坐骨神経は梨状筋という筋肉のトンネルを通るのですが、通常は筋肉が柔らかく神経に刺激を与えることがありません。長時間のデスクワークや、ランニングなどのスポーツが原因で、梨状筋が凝り固まると神経を圧迫して痛みや痺れを起こします。姿勢が悪く片側のお尻や腰に負担がかかりやすくなっていたりする事で発生しやすくなります。

当院で解消される方も多いです。

 

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