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第一印象は姿勢で決まる!と言ってもいいほど姿勢はあなたの印象を変えます。姿勢が悪く猫背になっていると、「元気がなさそう」、「老けて見える」、「顔がたるんでる」、「疲れている」などネガティブな印象が多くなってしまいます。

できることなら、いつも背筋が伸びていて良い印象を与えられる方がいいですよね。

猫背は、印象の悪さだけでなく、肩こり、頭痛、腰痛の原因にもなります。『私は猫背じゃない』と思っている方のなかにも、意外と猫背になっている方が多いです。もし、身体に不調があるならそれは猫背のせいかもしれません。

ここでは、あなたの姿勢が本当に猫背になっていないのか確認する方法を紹介します。また、4つの猫背タイプと原因、改善ポイントを紹介ます。

4つの猫背タイプ

猫背とはどんな姿勢?と聞かれて思い浮かぶのは、背中が前方に丸くなっている姿勢だと思います。

実は、これ以外にも猫背の状態があります。今まで、「猫背と言われたことがない」、「姿勢が良いと言われてる」、という人でも、もしかしたら猫背の持ち主のかもしれません。

【猫背タイプ①】お腹が反っている「お腹猫背タイプ」

【お腹猫背になる原因】

特に、女性に多い猫背のタイプです。反り腰になっているので猫背が目立ちにくいです。

姿勢を日ごろから気にしていて胸を張りすぎている。ハイヒールを良く履く。という人がなりやすいです。ぱっと見た感じでは、「姿勢がいい」と思ってしまいます。

【お腹猫背の症状】

姿勢は悪くないと思っているのに、腰痛や肩こりを感じている人は、このタイプの猫背になっている可能性があります。

そんな隠れ猫背の背骨は、腰の前カーブを強く、背中の後ろカーブも強く、することでバランスをとっています。カーブが強くなったことで、腰に負担がかかりやすいく、腰痛や生理痛がひどくなりやすいです。

【猫背タイプ②】腰が丸まっている「腰猫背タイプ」

【腰猫背になる原因】

中腰での作業時間が長かったり、椅子にのけ反って座っていたり、する人がなりやすいです。お年寄りの方が腰から背骨が曲がっているような感じです。

腰は徐々に、徐々に曲がっていき、だんだん腰を伸ばすのが辛くなります。すると、常に下を向いているような姿勢が、楽になり癖になってきます。

【腰猫背の症状】

腰にある前カーブが少なくなることで、椎間板に大きな負担がかかり、椎間板ヘルニアを誘発しやすくなりますし、
慢性的な腰痛に悩まされることになります。

【猫背タイプ③】背中が丸まっている「背中猫背タイプ」

【背中猫背になる原因】

一番メジャーな猫背です。背中の中心から丸くなり、肩も内側に巻き込んだ状態になり、いつも疲れているような姿勢になります。長時間のデスクワークをしている人や、腹筋や背筋が弱く姿勢を保てない人がなりやすいです。

【背中猫背の症状】

肩が内側に巻き込むことで、肩こりになりやすいです。顔も前に前に出てくるので、首こりにもなりやすいです。また、胃を圧迫しやすい姿勢なので、食欲不振になったり、逆流性胃腸炎になったり、ということもあります。

【猫背タイプ④】首の後ろが丸まっている「首猫背タイプ」

【首猫背になる原因】

背中ではなく首から前に折れ曲がっている猫背です。横から見た時に顔だけが前に出ていたり、正面から見た時に、
首が短く見えて顎のたるみが気になります。

スマホの長時間の利用や、高い枕を使って顎を引いた状態で寝ている人は、首猫背になりやすいです。

【首猫背の症状】

首が前方に折れ曲がると、首や肩にかかる負担が大きくなり、神経を圧迫したり、筋肉が緊張したり、するようになります。そのせいで、頭痛やめまい、腕や手に痺れ、などを感じることもあります。

猫背のタイプをチェックしてみよう

姿勢の状態は、1人で簡単にチェックすることができます。この方法で、猫背かどうかチェックできますし、猫背のタイプがどれなのかということもチェックできます。

猫背チェク①

やり方

①.平な壁を背にして立って下さい。この時壁から軽く1歩離れて立って下さい。

②.そのままの姿勢で、1歩下がり壁に体を付けて下さい。

③.壁に背中を付けている状態から姿勢を判断します。

次のどれに当てはまりますか?

【A】壁に踵、お尻、背中、頭、肩が付いている。

踵、お尻、背中、頭、肩の5箇所がしっかり壁に付くことが理想の姿勢です。猫背の可能性が低いです。

【B】壁に踵、お尻は付くが背中が壁から離れる。また、前に倒れそうになる。

壁に背中が付けれないというのは、それだけ体が前に曲がっている証拠です。前に倒れそうな感覚があるようだと、かなりの猫背になっている可能性があります。

【C】踵、お尻、背中、頭は壁につくがお腹が前に出る。もしくは、お尻だけが壁から離れそうになる。

お腹だけが前に突き出してしまうのは、腰の前カーブが強くなっている証拠です。腰の前カーブが強い人は、猫背もセットになっていることが多いです。

【D】壁に踵、お尻、背中は付くが頭だけが壁から離れる。もしくは、頭を付けると視線が上に向く。

頭だけが壁につかない方は、首が前に曲がっている証拠です。頭が壁についたとしても、目線がいつもより上を向いているようであれば、首のカーブがなくなっています。

猫背チェック②

やり方

①.猫背チェック①でした姿勢になります。

②.腰と壁の隙間に手を入れて、隙間の広さから姿勢を判断します。

次のどれに当てはまりますか。

【A】腰と壁の間に手の平1,2枚が丁度入るスペースがある

背骨のS字カーブが理想の状態です。腰の前カーブが正常な状態だと、腰と壁の間に手のひら1枚程度が丁度入ります。

【B】腰と壁の間に手の平が入るスペースがない。もしくは、入れようとすると壁からお尻が離れる。

腰の前カーブがなくなっている証拠です。入れようとすると、お尻が離れたり、腰が壁についているという人は、腰の前カーブがなくなり後ろカーブになっている可能性があります。

【C】腰と壁の間に拳が入るスペースがある。

腰の前カーブが鋭利になっている証拠です。腰の前カーブが強くなっている分、背中の後ろカーブも強くなることが多いです。猫背になっている可能性が高いです。

猫背の診断結果を解説

【2つともAに当てはまった】理想の姿勢の状態です

壁に踵、お尻、背中、両肩、頭が付いて、腰に適度な隙間がある状態なので猫背ではありません。骨盤がしっかりと立っている状態で、背骨のS字カーブが理想の状態になっています。理想の姿勢です。

ただし、この姿勢でも肩こりや腰痛を感じている方もいると思います。その理由は、身体の左右の歪みがある可能性があるからです。どちらかの肩が下がっている、頭がどちらかに傾いているなどが該当します。

この姿勢チェックは、横から見た姿勢だけで、猫背をチェックするものです。まったく症状がない人は安心してもいいですが、腰痛や肩こりなどがある人は姿勢の改善が必要な場合もあります。

【どちらかでBに当てはまった】腰猫背の可能性があります

腰から前に身体が曲がる『腰猫背』になっています。壁と腰の間に隙間がないということが問題になります。

姿勢の解説

理想の姿勢は首から腰にかけてゆるいS字のカーブを描いていることです。腰の部分は、緩く前カーブをしている必要があります。この検査で該当してしまった方は、腰のカーブが崩れているということです。

骨盤が後傾するので少しお尻が下がって見えることが多いです。骨盤が後傾することで、腰から前方に丸めてバランスをとるようにしています。これが、腰猫背と言われる姿勢です。

デスクワーク、中腰での作業などで頻繁に腰から体を曲げる姿勢でいる方に該当することが多いです。

症状

骨盤が後傾し、腰の前カーブがなくなているので、腰の椎間板、腰の筋肉、お尻の筋肉にかかる負担が増えます。

慢性的な腰痛やぎっくり腰、ヘルニアなどになりやすい姿勢です。また、坐骨神経痛や股関節周りの痛みなども起こりやすい姿勢です。

改善ポイント

腰猫背の改善するポイントは、骨盤と腰のカーブです。後傾した骨盤を立てると、腰の前カーブも作りやすくなります。

【どちらかでCに当てはまった】反り腰猫背の可能性があります

こちらに該当した方は、反り腰猫背になっている可能性があります。お腹だけが前に出て、腰と壁の隙間が広くなるというのは、腰のカーブが強くなている証拠です。

姿勢の解説

理想の姿勢は首から腰にかけてゆるいS字カーブを描いていることです。反り腰猫背の場合は、理想の状態よりも腰の前カーブが強くなっています。骨盤の前傾が強くなっている事で腰のカーブが強くなっています。

骨盤が前傾すると、お腹だけが前に突き出して見えます。重心が前方に行くので、バランスを取るために背中の後ろカーブが強くなることが多いです。腰のカーブが強いので、猫背だと気づかない方も多いです。

お腹とお尻の筋肉が弱い女性に多く見られます。「ヒールを良く履く」、「1日立ちっぱなしの仕事」などの方は反り腰猫背になりやすいです。

症状

反り腰猫背は体型のデメリットが大きいです。腰が反ることで、デブ尻、ぽっこりお腹になります。また、腰や首にかかる負担も大きいです。腰痛や首・肩こりを感じることが多いです。

改善ポイント

骨盤の前傾を改善して、腰の反りを緩くする必要があります。骨盤の前傾を改善するには、太ももの筋肉、腸腰筋の緊張をほぐすことです。また、理想の姿勢を維持するために、お腹とお尻の筋肉を鍛える必要があります。

【Dに当てはまった】首猫背の可能性があります

こちらに当てはまった方は、首猫背になっています。頭だけが壁につかないというのは、首の前カーブが少なくなっている証拠です。

姿勢の解説

正常な姿勢では、首にはゆるい前カーブがあります。それが、様々な理由で首のカーブがなくなり、「頭部前方変異」「ストレートネック」という状態になるのです。

首は大切な頭を支える重要な部位です。頭の重さは平均的な成人で約6㎏ほどあります。理想的な首のカーブがある状態なら、首には6㎏程度の負荷しかかかりません。しかし、頭が下がり首のカーブがなくなると、首にかかる負担は大きく変わります。

ある研究では、首の角度が15度前方に傾いただけで首にかかる負担は2倍の12㎏、60度まで傾くと27㎏物負担がかかることが判明したそうです。

長時間のスマホの使用、デスクワークなど下を向いた姿勢が続けている人がなりやすいです。

症状

首や肩の筋肉や関節にかかる負担が大きくなります。慢性的な首こり、肩こりを感じることが多いです。首の可動域も減少するので、後ろを振り向くのがつらいということも出てきます。

また、首の歪みや凝りは、自律神経に影響を与えます。頭痛やめまい、自律神経失調症なども起きる可能性が高い姿勢です。

改善ポイント

首のカーブを理想の状態に近づけなければいけません。首猫背になっていると、首の前側や胸の筋肉が硬くなっていることが多いです。ストレッチなどで伸ばしてあげる必要があります。

長時間のスマホやパソコンを続けているとなかなかよくなりません。操作する時の姿勢に気をつけたり、こまめに休憩をはさみ体を伸ばすことも大切です。

まとめ

当てはまる猫背のタイプはありましたか?

それぞれのタイプにあったストレッチなどをすることで、猫背を改善することができたり、さらなる悪化を防ぐことができます。

放置しておくと猫背はどんどん酷くなります。別の部位に痛みを感じたりすることもあると思います。

猫背だと痛みや不調を感じやすく、不健康な体になりやすいです。猫背を改善してキレイな姿勢を保ち健康な体にしましょう。

 

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