緊張型頭痛は3つのタイプがある!原因を知って適切な改善を

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頭痛には様々な種類があります。

短期的に起きる頭痛、長期的に続く頭痛、病気が原因で起きる頭痛など様々です。

一般的に頭痛持ちで悩んでいる方の頭痛の種類は片頭痛か緊張型頭痛が多いです。殆どが緊張型頭痛で悩んでいるといってもいいほど緊張型頭痛の割合が大きいです。

そんな多くの方が悩んでいる緊張型頭痛の原因と種類を詳しく紹介していきます。

緊張型頭痛の症状

緊張型頭痛の症状の特徴は、後頭部を中心とした痛みがあることです。頭を締め付けられるような強い痛みを感じます。

頭の痛み以外にも吐き気を伴うことも多いです。実際に吐いてしまうことは少ないですが、日常生活に支障がでるほどの症状になる場合もあります。

片頭痛と緊張型頭痛の症状の違い

片頭痛も吐き気を伴い日常生活に支障がでるレベルの辛い症状になる場合があります。

片頭痛の痛みは、拍動をともなうような、ズキンズキンとした痛みが現れるのが特徴です。また、頭痛が起きる前兆で目の前がチラチラ光って見えることがあるのも片頭痛の特徴と言われています。

緊張型頭痛は3つのタイプに分けられる

1.慢性的緊張頭痛

1ヶ月に15日以上、1年間で180日以上の頻度で頭痛を感じている緊張型頭痛のタイプです。

2.稀発性反復性緊張型頭痛

1ヶ月に1日未満、1年間で12日未満と比較的低頻度で頭痛を感じる緊張型頭痛のタイプです。

3.頻発性反復性緊張型頭痛

1ヶ月に1日以上15日未満、年間で12以上100日未満とばらつきはあるが、定期的に頭痛を感じる緊張型頭痛のタイプです。

緊張型頭痛の原因

1.デスクワーク

緊張型頭痛の原因の多くは、首や肩の筋肉の緊張です。

長時間、同じ姿勢で行う作業は筋肉を緊張させ、頭への血流を悪化させ緊張型頭痛を発生させます。特に、パソコンなどのデスクワークは、少し頭を下げた状態が続くので首、肩の筋肉へ大きな負担がかかります。

2.運動不足

運動は、全身の血液を循環させるのに有効です。

日頃、運動をせず筋肉がつかえていないところがあると、血液の循環が悪くなってしまい筋肉を硬直させてしまいます。そのせいで、頭へいく血流が悪くなり緊張型頭痛へと繋がってしまいます。

3.背骨・骨盤の歪み

運動不足・デスクワークの結果うまれるのが、背骨や骨盤の歪みです。

頭痛の症状が現れやすいのは、猫背やストレートネックといった背骨の歪みです。

首や肩の筋肉は、頭が数センチ前に出ただけで負担が大きくなります。猫背やストレートネックなどの姿勢になり、長い時間、頭が身体の前方にズレた状態がつづけば首・肩の筋肉はガチガチになってしまいます。

また、表面上の筋肉を柔らかくしても頭痛の辛さに変わりがないのも、背骨と骨盤が歪んでいるからです。

緊張型頭痛の改善方法

1.運動をする

緊張型頭痛を改善するには、緊張した筋肉をほぐして血流を良くすることです。

軽いジョギングやウォーキングでも血流を改善することができます。

首肩周りの凝りをしっかりとりたい方はこちらのストレッチをしてみて下さい。

2.体を温める

凝り固まった筋肉は、温めることで血流が改善されほぐされます。

ゆっくりと湯船につかったり、ホットタオルで凝っている部位を温めるといいです。

3.カイロプラクティックを受ける

慢性的に頭痛を感じていて、しつこい首こり肩こりがある方は、カイロプラクティックを受けるといいです。

筋肉の凝りが酷い場合は、自分でどうすることもできないことが多いです。

カイロプラクティックは、表面上の筋肉の凝りを和らげるだけでなく、背骨や骨盤の歪みも調整します。骨格から整えることで頭痛の再発を少なくなります。

辛い緊張型頭痛で悩んでいる方は一度受けてみましょう。

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