肩こりの専門家が教える解消法!あなたの肩こりもこれで解消
「ストレッチのおかげで肩こり解消できた」
あなたに必要な肩こりの解消方法を知っていますか?
肩こりは、厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、女性が訴える自覚症状の第1位、男性で第2位と多くの日本人の悩みとなっている症状です。
あなたは、どんな方法で肩こりを解消していますか?
もしかすると、「テレビで肩こりに効果があるって紹介されてた方法をしてるんだけど…効果はいまいち……」という方は多いのではないでしょうか?
そう、肩こりの解消方法は万能ではないんです。
肩こりの原因は1つではないのでみんなに効果があるわけではないんです。
また、1回で肩こりが解消されることは少ないんです。
肩こりは、人それぞれで原因となっている部分が違います。原因となっている部分の解消に必要な方法を選択しなければいけません。
そこで、
・肩こりの原因はどこ?
・原因対して適切な解消方法は?
ということを順に紹介したいと思います。
適切な肩こりの解消方法を続けて行ってもらうと、あなたの肩こりも楽になります。
自分の肩こりの状態は?
というわけで、こんにちは!
カイロプラクティックFixの土田です。
先ほども言いましたが、肩こりを解消するために自分の肩こりの状態をしらなければいけません。
1.肩甲骨の挙上チェック
【やり方】
1.両足を肩幅に開いて立ち、両腕を体側に下げます。
2.腕を伸ばしたまま、肩をすくめてストンと落とします。
3.これを10~12回ほどスムーズに繰り返して、疲労を感じなければ問題ないです。
繰り返しているうちに、肩から背中にかけて疲労を感じてしまったらNG。肩こりの可能性があります。
2.バンザイチェック
【やり方】
1.両足を肩幅に開いて立ち、体の前で腕を伸ばしたまま両手を合わせます。
2.そのまま大きく弧を描きながら、頭上に挙げていきます。
3.耳の真横に腕がついて、肘伸びた状態でまっすぐ頭上にくれば問題なし。
耳の真横まで上がらない、腕が耳につかない、肘が曲がるはNG。肩こりの可能性があります。
3. 背中で両手タッチ

【やり方】
立った状態で、背中に片腕を上から、反対の手を下から回し、両手の指先をタッチします。
左右で行い両方指先にタッチできればOK。
両方できない、片側だけしかできないはNG。肩こりの可能性があります。
4.壁を使ってチェック
【やり方】
1.壁に背中をつけて立ちます。
2.両足を揃えて踵、お尻、頭を壁につけます。
3.両肩も壁に自然につけます。
4.その状態で、片側の手の平を腰のアーチに入れます。
腰を反らさず楽に手を入れられればOK。
腰の反りが強くなったり、お尻が離れる、手を入れられないはNG。肩こりの可能性があります。
肩こりの改善方法を4つの症状に分けて紹介
ストレッチなどの肩こりを改善する方法は、あなたの肩こりの原因となっている筋肉や関節に効果がある方法を選択する必要があります。
適切な方法を選択できていれば1回で肩こりが楽なるのを感じることができますし、そうでない人も続けることで肩こりが緩和されていくのを感じることができます。
仕事などで、毎日首や肩に疲労が溜まり、蓄積されると辛い肩こりになります。できるだけ、毎日リセットするようにしましょう。
【症状1】首から肩にかけての肩こり
首から肩にかけての肩こりは、首の筋肉が凝り固まっています。首の前後、左右の筋肉を、ストレッチによってほぐすし血流を改善することで、肩こりが楽になります。
1.首の後ろをストレッチ
【ストレッチの方法】
1.椅子に座って姿勢を正します。
2.両手を頭の後ろにあてます。
3.ゆっくりおへそを覗き込むように、首と背中を丸めていきます。
4.首の後ろが伸びているのを感じたら、その状態で5秒キープします。
5.その後ゆっくりと元の姿勢に戻します。
3~5の動作を3~5回繰り返します。
2.首の横をストレッチ
【ストレッチの方法】
1.椅子に座って姿勢を正します。
2.右手を背中に回し、左手で少し引っ張ります。
3.顔を正面に向けたまま、頭をゆっくり左に傾けます。
4.首の右側が伸ばされるのを感じたら、その状態で20秒キープします。
5.ゆっくりと元の状態に戻します。反対側も同じようにストレッチして下さい。
3.首の斜め後ろをストレッチ
【ストレッチの方法】
1.椅子に座って姿勢を正します。
2.右腕の肘を90度程に曲げて、背中側にまわします。
3.背中側にまわしたら、手の甲を腰にあてます。
4.左手を右耳の後ろあたりあて、左斜め前に倒していきます。
5.首の右斜め後ろあたりが、ストレッチされているのを感じたところで、20秒程キープします。
6.ゆっくりと戻し、反対側も同じように行ないましょう。
4.首の前をストレッチ
【ストレッチの方法】
1.椅子に座って背筋を正します。
2.体の前で合掌して、顎の下に指をあてます。
3.体を反らさずに、上を向いてい行きます。その際に、顎を指でゆっくと上の方に押していきます。
4.首の前側が伸びているのを感じたら、その状態で20秒キープします。
【症状2】肩甲骨周りの肩こり
肩甲骨周りの凝りは、肩甲骨の動きが悪くなることで起きます。多くの場合は、肩甲骨が開いた状態で、肩が前に出ている事で硬くなります。肩甲骨を背骨によせて動かしたり、上下に動かしたりして、筋肉をほぐしていきます。
1.肩甲骨寄せ
【ストレッチの方法】
1.手の平を体側に向けて、両腕をバンザイします。
2.手の平を外側に向けながら、肘を曲げて体の横に下ろしていきます。
3.肘を曲げながら下ろしてくる時に、肩甲骨を背骨に寄せる意識で行って下さい。
4.限界まで下ろしたら、元の位置に戻します。
この動きを10回繰り返しましょう。
2.壁を使って肩甲骨開き
【ストレッチの方法】
1.姿勢を出した状態で壁の前に立ちます。
2.肘を伸ばしたまま、両手を壁に付けます。腕を上げる角度は90度です。
3.肘を曲げずに、体を壁に近づけます。肩甲骨を背骨に寄せる意識で行って下さい。
4.次は両手を壁から離さないように、体を壁から離して下さい。少し体を丸めるようにすると肩甲骨が開いていきます。
この動きを繰り返し、10回程行って下さい。
3.肩甲骨まわし
【ストレッチの方法】
1.姿勢を正した状態で、両肘を曲げて軽く肩を触ります。
2.両肘を正面から頭上にあげ、限界まで上げたら大きく開きます。
3.肩甲骨を背骨に寄せるように意識して肘を下ろしていきます。
この動きを10回ほど繰り返します。
【症状3】背中のこりによる肩こり
猫背になることで、背中の中部から上部にかけて筋肉が凝りかたまります。
背中の上部の筋肉を中心に、背骨を動かしながら、背中の筋肉をほぐしていきます。
1.背中の上部を伸ばす
【ストレッチの方法】
1.姿勢を正して立ちます。
2.腕を伸ばした状態で、体の前で両手を組みます。
3.両手を体の前方へ伸ばしていきながら、体を丸めていきます。
4.肩甲骨や背中の上部が伸ばされるのを感じたところで、20秒キープします。
2.猫のポーズ
【ストレッチの方法】
1.四つん這いの姿勢をとります。
2.おへそを見るように体を丸めていきます。
3.この時に背中の真ん中を引っ張られているような感じで背中を丸めます。
4.次に頭を起こしていき、骨盤から頭まで反った状態にします。
この動作を順番に、10回ほど繰り返します。
【症状4】頭痛を伴う肩こり
頭痛を伴う肩こりは、猫背になり、首のカーブが少なくなることで、起きやすいです。首のカーブを改善しながら、首や肩の筋肉をほぐします。
1.胸を開く
【ストレッチの方法】
1.立った状態で背中側で両手を組みます。
2.上を向いて胸を張るように両手を斜め後ろに伸ばしていきます。
3.胸と首の前側が伸ばされているのを感じたところで20秒キープします。
2.首のタオルストレッチ
【ストレッチの方法】
1.首にタオルをかけて両端を手で持ちます。
2.両端を斜め上に引っ張りながら上を向きます。
3.その状態を5秒程キープします。
4.顎を引いて元の状態に戻し、同じ動作を10回繰り返し行ないます。
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