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パソコンやスマホを使うことが当たり前になっている現代では、猫背になっている方が多いです。

猫背は、肩こりや首こり、背中の痛みなどの症状の原因となります。また、美容の面でも悪い影響を与えることが分かっています。

ある調査では、猫背の方の見た目年齢は4~6歳老けて見られるという結果がでたそうです。姿勢が悪くなる事で、実年齢より老けて見えるのです。猫背は、痛みだけでなく美容の面でもあらゆるデメリットがあります。

正しい姿勢は、見た目がきれいで印象が良くなります。また、全身の筋肉をバランス良く使えるので、代謝があがるなどのメリットも多くあります。

ここでは、猫背のまま過ごすことのデメリットと猫背を改善することで得られるメリットを紹介します。さらに、今の姿勢の状態を知り、猫背から理想の姿勢へ改善し若返りを目指す方法まで紹介していきます。

猫背のまま過ごす6つのデメリット

猫背は、背中が丸くなり顔が前に出ている姿勢です。本来の、生理的湾曲から崩れた姿勢は、血流を悪くし神経の機能を低下させます。これが原因となり、様々な身体の変化が起きます。

1.身長が低くなる

猫背は身長を低くします。

背骨は正常な状態でもゆるいカーブを描いています。猫背の場合には、このS字のカーブが崩れて、前方に大き曲がってしまいます。一般的な猫背の場合であば、背中の後ろカーブが鋭利になります。そうすると、顔が前にでて頭の位置が下がってしまいます。

つまり、背中が曲がった分だけ身長が低くなってしまうのです。

猫背になった背骨はある程度改善することができます。年齢が若かったり、猫背の期間が短ければ背骨は理想的な状態に近づけることができます。しかし、猫背の期間が長くなってくると、骨の変形や靭帯の固着などで姿勢を改善するのが難しくなります。

猫背を改善して、身長を伸ばしたいという方は、早めに行動して下さい。

2.お尻が下がる

猫背の姿勢は、お尻の位置を下げたるんだお尻に見えてしまいます。

猫背は背骨の問題で、お尻に関係あるの?と思う方も多いですよね。

猫背は、背骨の後ろカーブが鋭利になり顔が前に出る姿勢です。この姿勢は、重心が前にいくので、このままでは身体が前に倒れてしまいます。これを防ぐ為に、骨盤を後傾させて身体のバランスをとるようになります。

お尻の位置やたるみは、脂肪や筋肉の付き方でも変わりますが、骨盤の位置が最も影響を受けます。骨盤が後傾することで、お尻の位置が下がりたるんで見えてしまうのです。

お尻の筋肉を付けるトレーニングをしたり、ダイエットをして脂肪を落としたりしても、お尻がたるんでしまうのは、猫背と骨盤の後傾のせいかもしれません。

3.バストが下がる

猫背の姿勢は、胸がたれて見えてしまいます。

猫背の姿勢でいると、バストを上向きにするのに必要な筋肉が弱ってしまいます。バストを支える筋肉が弱くなれば、どんどんバストは下がっていってしまいます。また、猫背は少し前傾姿勢になるので、通常の姿勢より下を向いてしまうのでバストが下がっているように見えてしまいます。

4.お腹が出る

猫背の姿勢は、下腹がぽっこりと出て目立つようになります。

猫背の姿勢は、背中の筋肉をフル活動させて姿勢を維持しています。一方で、お腹の筋肉はいつもより活動が減り、筋肉を弱らせてしまいます。その結果、お腹がたるみ下腹がぽっこりと出てしまうのです。

また、猫背は内蔵の位置を変えてしまいます。背中が丸まり、弱った腹筋の身体は内蔵の位置を固定することができず、下に落ちてきてしまいます。すると、内蔵の機能が低下して、消化不良や便秘になることがあります。内蔵の下垂でも下腹がぽっこりと出ます。

5.肥満体型になりやすい

猫背は肥満体型になりやすいです。

猫背は、背中が丸くなることで胸郭を狭めてしまいます。胸郭が狭くなると、呼吸をしても十分な酸素を取り込めなくなってしまいます。すると、血中酸素濃度が落ちてしまい疲労が溜まりやすかったり、息切れをしやすくなってしまいます。

このような状態は、人間が動く為のエネルギーを作る活動も低下してしまいます。エネルギーは、食事から摂った、糖質や脂質から作られます。エネルギーの生成活動が低下すると、糖質や脂質は消費されず体内に残ってしまいます。

その結果、余った栄養が内蔵脂肪や皮下脂肪として貯えられしまい、肥満体型になってしまうのです。

6.顔をたるませる

猫背の姿勢は、顔のたるみを加速させます。

一般的に、顔などの皮膚のたるみは、コラーゲン繊維などの衰えで起きると言われています。しかし、猫背による顔のたるみはこのような理由ではありません。

顔の皮膚や筋肉は、背中や胸の筋肉と繋がりがあります。

顔の筋肉は、身体の前後からバランスよく引っ張られて張りを保っています。猫背になるとこのバランスが崩れてしまうのです。

猫背で、顔が前に出ている姿勢では、胸がの筋肉が顔の筋肉を下に引っ張ってしまいます。そのせいで、顎の下や頬などにたるみができてしまうのです。年齢が若いのに、首に横の線が入るのも猫背が原因になっている可能性があります。

姿勢を改善すれば、ある程度顔のリフトアップを期待できます。

猫背を改善することで期待できる5つのこと

1.呼吸が深くできるようになり息切れしにくい

深呼吸をする

深呼吸をする

背中が丸まっている状態だと、胸郭が狭くなり自然と呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなることで、体内に入ってくる酸素の量が減り、息切れしやすくなります。それだけではなく、呼吸が浅いと美容にも良くありません。

人の体は酸素を体内に取り込むことで、食事で摂った栄養素を、活動するエネルギーに変えています。体内に入ってくる酸素が少ないと、栄養がエネルギーに変換されず、体内に残ってしまいます。残った栄養が蓄積していくことで、脂肪がついたふくよかな体になります。

猫背を改善して深い呼吸をすることは、体調と体型に大きなメリットがあります。

2.肩こりが楽になる

猫背による慢性的な肩こり

猫背による慢性的な肩こり

姿勢が猫背になると、顔が前に出て肩が内巻きになります。こうなると、肩甲骨や首の周りの筋肉は、一生懸命に働き、これ以上歪まないように頑張ります。これが長く続くとで、カチカチの肩こりになってしまいます。

肩をもみほぐすだけでは、肩こりを改善できません。

根本の『猫背』を改善することで、肩こりも改善します。

3.腰痛が楽になる

猫背による腰痛

猫背による腰痛

先に上げた肩こりのメカニズムとほぼ同じです。

腰より上の頭や肩が前に倒れると、腰は体が倒れないように一生懸命支えます。すると、腰の筋肉は緊張した状態になります。この状態が長く続けば、腰の筋肉が凝り固まり、捻る、曲げるという動きが鈍くなります。さらに悪化すると腰に痛みを伴うようになるのです。

猫背を正しい姿勢に改善することで、腰痛が楽になります。背骨のS字カーブを理想な状態に、近づけていきましょう。

4.ヒップアップ・美尻

ヒップアップ

ヒップアップ

猫背の人は骨盤が後傾した状態になり、お尻が垂れ下がってしまいます。

猫背を矯正するには、骨盤が正しく立っている状態にする必要があります。骨盤を立てることで自然とお尻も上がります。

猫背を防ぐためには骨盤の安定させる必要があります。それには、お尻の筋肉が重要になります。筋肉を鍛えることで、さらに美尻になます。

5.若く見える

姿勢が良いと若く見える

姿勢が良いと若く見える

猫背は後ろから見ると、とても活力がなく見えます。正面から見ると、顔や胸が下がって見えます。

顔がたるむ。胸が下がる。お尻が下がる。老けて見える3大要素だと思います。

猫背を改善してあげることで、顔が引き締まる。胸が上がる。お尻が上がる。

というように体型が変化して、若々しく見えるようになります。

姿勢をチェックする

いつも通りの楽な姿勢で、壁に背中をつけて立ちます。

その際に、踵、お尻、頭も付けるようにしましょう。

1.腰の湾曲は正常?

壁に体を付けて立っている状態で、腰と壁の間に手を入れてみましょう。手の平がちょうど入るくらいが正常です。

手の平一枚以上の隙間が空いている方は、腰の前カーブが強すぎます。

逆に腰と壁の間に隙間が少ない、まったくない、という状態の人は前カーブが失われている状態です。

腰椎は本来前方にゆるくカーブしています。前方へのカーブが強くなりすぎると、反り腰といわれます。反り腰は、腰や太もも前側への負担が増えます。お腹がポコッと前に突き出した状態にもなります。

逆に、腰の前カーブがない場合は、骨盤が後ろに傾きお尻が垂れ下がってしまいます。腰の反りが強い人は腰の反りをゆるく、腰の反りがない人は腰の反りを強く、すると姿勢が良くなります。

2.背中の湾曲は正常?

壁に背中をつけて立っている状態で、手の平を前方に向けます。

腕を壁につけたまま肩と水平な高さにならまで、腕を挙げていきます。水平まで腕を挙げた時に、頭が離れる、腕や肩が離れる、お腹を前に突き出してしまう、という方は猫背になっています。

胸椎は腰より上の背骨になるのですが、この部分は背骨が後ろにゆるくカーブしています。このカーブが強くなっているのが猫背です。猫背になると見た目が老けて見えます。

また、胸の筋肉が縮こまることで呼吸が浅くなり、息切れがしやすい原因にもなります。背中の強いカーブを緩めると良い姿勢になります。

3.首の湾曲は正常?

壁に背中を付けて立っている状態で、頭が付かない、頭を付けているの辛い、頭を付けていない方が楽、という方は首のカーブが減少しています。

首は腰と同じように緩く前カーブしています。頭が付かない、付けているのが辛い、という方はストレートネックの傾向があります。

ストレートネックになると、首の後ろ側の筋肉や、肩周辺の筋肉が、常に引っ張られた状態になります。その影響で、首こり、肩こり、頭痛、めまい、ということを感じるようになります。

首のカーブを正常に戻すことで姿勢が改善されます。

まとめ

このように、自分で簡単に姿勢をチェックすることができます。

姿勢が良いと、神経の働きを正常に保ってくれたり、筋肉の働きを正常に保ってくれたりします。

また、疲れにくい体、やせやすい体にしてくれます。

姿勢が良いと思ってる人も、悪いと思っている人も、一度自分がどんな状態なのか、姿勢をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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