立ち仕事で悪化した腰痛と右脚のしびれの改善事例

今回は、40代の男性が、腰痛と右のお尻から太ももにかけてのしびれが悩みで来店されました。

徐々に腰の痛みが強くなり、日常的な動作や仕事にも支障が出るほど辛い症状になっていました。

現場作業で重い荷物を運ぶことが多く、腰に大きな負担がかかり続けたことが影響しているようでした。

症状

  • 可動域の制限
    腰を反る・曲げる動作がどちらも辛く、可動域が制限されている
  • 脚の痺れ
    お尻から太ももにかけてのしびれ感が強くなり、立ち仕事がしづらい。腰痛の初期症状から段階的に悪化し、現在では仕事に支障が出るレベルに

身体の状況を確認

  • 姿勢の傾き
    骨盤が後傾し、さらに左側に偏っている状態が確認されました。
  • 体重のかけ方のクセ
    右足に体重をかけがちで、体全体が右に傾く習慣があり、骨盤の高さにもズレが見られました。
  • 臀部の筋肉が拘縮
    中臀筋と梨状筋というお尻の筋肉が緊張して硬くなり、坐骨神経を圧迫していることが原因と考えられました。

このような骨盤の傾きにより、仙腸関節の動きが妨げられ、日常的な腰の動作で過度なストレスがかかっている状態でした。

施術の内容

  • 骨盤の後傾を調整
    骨盤の傾きを整え、特に仙腸関節の動きを回復させることに重点を置きました。
  • 臀部の筋肉を緩める
    お尻から太もも裏にかけての筋肉をほぐし、腰の可動域を広げるための施術を行いました。

施術後の変化

  • 姿勢が安定
    骨盤が調整され、体の重心が中心に戻り、立ち姿勢が安定。
  • 脚の痺れが緩和
    腰を反らすとまだ少し違和感はありましたが、「脚が軽く、しびれも感じない」とのことでした。
  • 肩の高さが左右均等に
    左右で異なっていた肩の高さも改善し、可動域の広がりを実感されました。

今後の方針

今後も背骨と骨盤の歪みを整えることで、さらに腰痛やしびれが改善すると考えています。

仕事や生活習慣での姿勢に気を付けるようアドバイスし、正しい立ち方・座り方の指導とホームケアの方法もお伝えしました。

Follow me!

カイロプラクティックFixでは、予約優先で施術を行っております。

突然ご来院いただいてもご案内できない場合が多いので、必ず事前にご連絡いただくことをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です