長時間デスクワークをする30代女性が気を付けたい「首が痛くて上を向くのが辛くなる3つの原因」
デスクワークの多い30代の女性から「少し上を向くだけで首に痛みを感じる」との声をいただくことが増えています。
首こりや痛みが続く場合、首だけでなく全身のバランスが関係しているかもしれません。施術やストレッチだけでその場しのぎの解決をしても、すぐに症状が再発する場合は、根本からの改善が必要です。
以下に、首の痛みが起きやすい3つの原因とその改善方法を紹介します。日常で意識するだけでも変化が期待できるので、ぜひ取り入れてみてください。
ストレートネック
長時間のデスクワークで下を向く姿勢が続くと、頚椎の前方湾曲が減少し、首がまっすぐになる「ストレートネック」になりがちです。
こうした姿勢が続くと、首や肩の筋肉に負担がかかり、硬く緊張した状態が慢性化しやすくなります。
結果として、首を後ろに倒すのが辛くなる症状が現れます。
改善方法
デスク作業中は画面の高さを調整し、無理なく正面が見える高さに合わせると良いでしょう。定
期的なストレッチや簡単な首のエクササイズで、頚椎の湾曲を保つ意識も大切です。
猫背
デスクワークでは背中が丸まりやすく、顔が前に出てしまう「猫背」になりがちです。この姿勢も首に負担をかけます。
猫背のままだと、顔を上げる際に首や肩に余分な力がかかり、筋肉が硬直する原因になります。デスクでの悪い姿勢が習慣化すると、首から背中にかけて痛みやこりが増してしまいます。
改善方法
一日の中でこまめに胸や背中を伸ばすストレッチを行うことを心がけましょう。
椅子に深く座り、肩甲骨を引き締める意識で胸を開く姿勢を保つだけでも猫背を防ぐことができます。
骨盤の歪み
実は首の痛みと関係が深いのが「骨盤の歪み」です。
デスクワークで座りっぱなしの姿勢が続くと骨盤が後傾している可能性が高いです。骨盤が後傾してしまうと、それを補うために背中や首に余分な負担がかかります。
骨盤が歪むと、自然な姿勢が維持しにくくなり、首や肩に影響が出てきます。
改善方法
1時間に一度は立ち上がって軽く歩いたり、骨盤周りのストレッチを行ってみてください。骨盤を正しい位置に戻し、座る際には骨盤を立てる意識を持つことで、全身のバランスが整いやすくなり、首の痛みも軽減します。
まとめ
デスクワークの多い30代女性が気を付けたいポイントは、首だけでなく体全体のバランスを意識することです。
定期的に首や背中、骨盤周りの筋肉をケアすることで、長時間の作業でも負担が軽減され、首や肩の不調が出にくくなります。
首の痛みが続く場合は、一度ご相談ください。
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