慢性的な腰痛で仰向けで寝られない女性の改善事例

今回は、70代女性が、慢性的な腰痛に悩み、仰向けで寝ることができないということで来店されました。

身体の状況

• 仰向けで寝られない
  仰向けで寝るのが好きなのに、腰痛のせいで仰向けで寝ているのが辛い
• 日常生活に支障
  腰痛の影響で、脚が上がりにくく、階段を登るのが困難。また、掃除などの前かがみの動作を長時間行うことができない。
• 両足が頻繁に痙攣
  椅子に座っている時や寝ている時に、ふくらはぎが痙攣し、片足ではなく両足に発生する。

姿勢を確認

【腰から首にかけて背骨が丸まっている】

立っている姿勢を確認したところ、腰から猫背になっており、姿勢が大きく前方に丸まっていました。

この状態では、骨盤が後傾してお尻が下がり、腰や脚に負担がかかっていました。

関節の動きを確認

【腰の捻りと反りの動きに痛み】

体を左右に捻ると右側に強い痛みがあり、可動範囲も狭い状態でした。

また、前屈時には痛みがないものの、反らす動きは痛みで殆ど反らすことができない状態でした。

施術内容

• 骨盤と仙腸関節の調整
  仰向けで寝た際に痛みが出る原因として、腰から猫背の状態になっていることが考えられました。そこで、仙腸関節の動きを改善し、骨盤の後傾を改善しました。
• 背骨と関連筋肉の調整
  背骨を支える筋肉や首の筋肉もほぐし、姿勢が改善されるように調整を行いました。
• 両脚の痙攣の緩和
  坐骨神経が圧迫されている可能性が高かったため、中殿筋や梨状筋を中心に、坐骨神経に影響するであろう筋肉をほぐしました。

施術後

【姿勢改善と腰痛の減少】

施術後に再度姿勢を確認すると、腰の丸まりが改善され、腰痛も軽減していました。体の可動範囲が広がり、痛みも和らいでいることが確認できました。

2週間後の再来院時には、「階段が楽に登れるようになった」、「仰向けで寝ても腰痛を感じなかった」とのお言葉をいただきました。

まとめ

カイロプラクティックFixでは、姿勢の改善を通じて腰痛の緩和を図っています。腰痛や姿勢に悩んでいる方は、ぜひご相談ください。