胡座で座ることができない股関節の痛み改善した事例

今回は、金沢市の40代女性が抱える股関節の痛みを改善した事例を紹介します。

こちらの女性は、1歳のお子さんを抱っこしたり、授乳中に体勢が悪かったことが原因で、股関節と腰に痛みを感じていました。

特に、座っている時や立って抱っこしている時に痛みが悪化し、あぐらをかくことが難しい状態でした。

身体の状況

仰向けに寝てもらい、股関節の動きを確認したところ、外側に開く動きと屈曲動作で左右ともに痛みがありました。

内側に閉じる動きでは、左側だけに痛みを感じているとのことでした。本人も左側が特に痛むと自覚していました。

この痛みの原因は、悪い姿勢で過ごし運動不足であることから、臀部の筋肉と大腰筋が緊張しているようでした。

施術内容

【仙腸関節の調整と筋肉の緩和】

まず、仙腸関節の動きを改善しました。また、臀部の筋肉を緩めることにも重点を置きました。

施術後に股関節の動きを確認すると、開脚の角度が増え、痛みを感じなくなっていました。

ただし、内側に閉じる動きは改善されたものの、痛みが少し残っている状態でした。

施術後の対応

施術後、何もしないで普段通り過ごすと、筋肉が硬くなり痛みが強くなる可能性があります。

そのため、股関節周りのストレッチを覚えていただき、家でもケアを行ってもらうことにしました。

1週間後に来店された際には、だいぶ楽になったとのことでした。左側の股関節の痛みがまだ気になるとのことでしたので、左側の臀部の筋肉に集中的に施術を行いました。

施術後は股関節の痛みが緩和されていました。