巻き肩が原因だった肩こりと首の痛みの改善例

今回は、デスクワークが多く「首の痛み」や「肩こり」に悩んでいたお客様の施術例をご紹介します。

首や肩の痛みが主な悩みで、時折腰痛も感じることがありましたが、特に首と肩の痛みをなんとかしたいという思いで来店されました。

症状

• 首と肩の痛み
  肩が常に重く、長時間のデスクワークで首や肩の痛みが酷くなる。
• 肩甲骨周りの痛み
  肩甲骨の動きが悪く、肩や背中にも痛みが広がっていました。

原因

こちらの女性の首と肩の痛みの原因は、『巻き肩』でした。

デスクワークによる長時間の前傾姿勢で、肩が内側に巻き込んでいる状態でした。

その結果、肩甲骨が外側に開いた状態で固まり、背中の上部や首の根元の筋肉が硬直していました。

施術内容

1. 胸鎖乳突筋、小胸筋、肩甲骨周りの筋肉をほぐす
   特に首の前側の筋肉（胸鎖乳突筋）、胸の筋肉（小胸筋）、肩甲骨周りの凝りを重点的にほぐし、筋肉の緊張を緩めました。
2. 姿勢矯正
   肩が内側に巻き込まれていたため、肩甲骨の位置を整える施術を行いました。

施術の結果

１回目の施術から肩こりが軽減し、巻き肩の改善が見られました。
継続して施術を行った結果、6回の施術を終了した時点で首や肩の痛みやコリを感じる頻度が大幅に減少しました

まとめ

デスクワーク中の姿勢が首や肩に大きな影響を与えることが明らかになりました。

今回の例では、施術と並行して仕事の合間や終了後にストレッチを取り入れることで、改善がスムーズに進みました。

もしデスクワークが多く、肩こりや首の痛みに悩んでいる場合は、肩が内巻きになっている「巻き肩」が原因かもしれません。

巻き肩を放置すると、手のしびれや握力の低下などの症状が出ることもあるので、早めのケアをお勧めします。