病気ではない頭痛の改善は首こり・肩こりを解消しよう

頭痛が日常生活に影響を及ぼすのは本当につらいことですね。

確かに、頭痛の原因は様々な要因によって引き起こされることがあります。病院での検査によって特に異常が見つからない場合もありますが、そのような場合でも諦める必要はありません。

首こりや肩こりが頭痛と関連していることがあるのは、実はよく知られた事実です。

特に長時間同じ姿勢を保つことや、デスクワークなどでの作業が多い場合には、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。この緊張が頭痛を引き起こすことがあります。

カイロプラクティックによる施術は、首や肩の筋肉の緊張を緩和し、正しい姿勢を促進することで頭痛の改善に役立ちます。

病気による頭痛と病気ではない頭痛

頭痛には、病気によるものと病気ではないものがあります。

病気による頭痛は、例えば風邪や脳の疾患などが原因で起こります。これらは病気が治れば頭痛も改善される傾向があります。

一方、病気ではない頭痛は、特に原因が特定できない場合があります。病院での検査をしても明確な答えが得られないことがありますが、慢性的な頭痛で悩む人の多くがこのタイプです。

原因が特定できない頭痛でも、血流や神経が関与していることがわかっています。

病気ではない頭痛3種類

病気ではない頭痛には、大まかに以下の3つのタイプがあります。

① 片頭痛

特定の刺激やトリガーによって引き起こされる片頭部の激しい頭痛です。光や音に敏感に反応したり、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。家族歴による遺伝的な要因も関与しています。

② 緊張性頭痛

日常生活でのストレスや疲労、不良な姿勢などが原因で起こる頭痛です。頭の周囲や首、肩に締め付けられるような感覚が特徴的で、持続的な痛みがあります。

③ 群発頭痛

突然発生し、一時的に非常に激しい頭痛が繰り返し起こる症状です。頭の一側に激痛があり、目の周囲や顔の部分に痛みが広がることがあります。

病気ではない頭痛の原因

病気ではない頭痛の原因は、頭部近くの血管、筋肉、神経が刺激を受けることによって生じます。脳自体には痛覚がないため、直接的に痛みを感じているわけではありません。

頭痛の原因

頭痛の原因としては次のようなことが考えられます。

  1. 血管の拡張による圧迫
    血管が拡張し、周囲の神経を圧迫することで頭痛が引き起こされることがあります。
  2. 筋肉の緊張による刺激
    首や肩周りの筋肉が緊張することで、周囲の神経が刺激され、頭痛が生じることがあります。

これらの要因は、筋肉のこりや姿勢の歪みなどが原因となります。

頭痛を予防するためには、神経に負担をかけないようにすることが重要です。良好な姿勢や適切な姿勢の保持、ストレス管理、適度な運動などが頭痛の予防に役立ちます。また、適切な施術を受けることも重要です。

緊張性頭痛の改善方法

当院でも緊張性頭痛で悩まれていて来院される方が多いです。

そこで、緊張性頭痛に絞って改善効果のあった方法を紹介していきます。

緊張性頭痛を改善すためのポイント

緊張性痛を改善するためには、首こりや肩こりを解消することが重要です。長時間のデスクワークやスマホの使用、猫背、ストレスなどが、これらの症状を引き起こす原因となります。

特に、首の前屈が減少し、ストレートネックになっている場合は、頭痛を感じやすくなります。

首の筋肉をほぐすことで緊張型頭痛を軽減することができます。以下は、首のコリを改善する簡単な方法です。

  1. ストレッチ
    首や肩の筋肉を伸ばすストレッチを行います。例えば、首を優しく左右に傾けたり、肩を回したりすることで筋肉の緊張を和らげることができます。
  2. 姿勢の改善
    デスクワークやスマホを使用する際には、正しい姿勢を保つよう心がけましょう。背筋を伸ばし、肩を後ろに引いて座ることで首や肩の負担を軽減できます。
  3. リラックス
    ストレスを溜めないように心がけ、定期的にリラックスする時間を設けることも重要です。深呼吸やヨガ、マインドフルネスなどのリラクゼーション法を取り入れて、心身の緊張を解きましょう。

これらの方法を実践することで、首こりや肩こりを改善し、緊張型頭痛の症状を軽減することができます。また、専門家の指導を受けながら適切な施術を受けることも重要です。

首のコリを和らげるストレッチ

用意するのはタオル1本です。

【やり方】

①タオルを首の後ろにかけて両端を持ちます。

②タオルを真正面に向かって軽く引っ張りながら、限界まで上を向いて行きます。痛みを感じないところまででOKです。

③上を向く力とタオルを引く力で、引っ張りあいをする感じで10秒キープします。

これを3回ほど繰り返してください。

首の前カーブができて、首の筋肉がほぐれます。

【注意すること】
頚椎にヘルニアなどがあり、首の可動域を制限されている場合は控えて下さい。

まとめ

頭痛の大部分は、首こりや肩こりによって引き起こされることがあります。頭痛薬の常用は一時的な症状の緩和には役立ちますが、根本的な解決にはなりませんし、健康への悪影響も考えられます。

私の経験から、頭痛で悩む方々の多くが、首や肩周りの筋肉の緊張を緩和し、首の歪みを調整することで頭痛が改善されることを目撃してきました。

長年頭痛に悩んでいる方々にとって、首こりや肩こりの解消は重要なステップです。頭痛の改善を望む方は、ぜひ首こりや肩こりの改善に取り組んでみてください。

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